
流行りのCBDってなに?
ではいったいCBDの何がそれほどすごいのでしょう?理由の一つにはそれを使っても、同じくカンナビノイドの一つであるTHCのようにハイにならないと、という点が挙げられます。でも昨今の、何から何までCBDを入れるという流行の一番の理由は、CBDが、実に様々な疾患の症状に効く可能性を持っていることが分かってきているためです。
「CBDのすべて」(晶文社)帯より引用
CBDとは
CBDとはカンナビジオール)の略語で、大麻草の茎、または種子から抽出された成分です。
健康面で多くの有用性が証明され、アメリカやヨーロッパを中心に大きな注目を集めています
CBDの働きとして、
鎮痛効果 抗けいれん作用 抗炎症作用
抗酸化作用 神経保護作用 抗がん作用 などが挙げられます。それでは詳しく見ていきましょう。
でも日本では大麻って違法じゃないの?
まだ日本で大麻、マリファナというと、大麻という植物の中の「精神作用が強い」THC(テトラヒドロカンナビノール)が直接結びつけられることの方が多いと思いますが、大麻自体は違法ではなく、大麻の中のTHCが日本では違法なのです。
確かにこのTHCはハイになる成分をもつことで知られ、日本では違法薬物として認定されているものではありますが、最近メディアでもよく取り上げられ、SNSでもみかけることの多いCBDとは、適法であり、健康的な効果が認められているものであります。
*私たちがなるべく「適法」という言葉を使い、「合法」という言葉を使わないようにしているのは、昔世間を騒がせた合法ハーブと一緒にされたくないからです。合法ハーブは、法律の抜け穴を狙って、科学式を変えながら精神に作用をきたす化学物質をつくっていました。しかし、CBDは大麻という植物の一部を抽出した成分であり、それが日本の法律に照らし合わせて、「適法」であるということで、まったくその起点が違っています。
本当に安全なの?
それではここで1988年、マリファナの薬物分類の変更を求める陳情に対する行政法判事の裁定の文章を引用します。
「自然由来のマリファナは治癒効果があることがわかっている物質の中でも、最も安全な物質のひとつである。マリファナは適切な監督の下での医療において、安全に使用することが可能である」
フランシス・L・ヤング
さらに2017年の世界保健機関(WHO)の報告書では非常に安全で濫用の危険性もないとされ、最大で1日1500mgまでのCBDを長期間摂取しても、問題ないと報告しています。
いまだに私たちもCBDの製品を扱っているという話をすると、「え、大丈夫?捕まらない?」とか。
友人に良かったら試してみると聞くと、「え?ラリッタりしない?」のと聞かれることがあったり、世間の誤解、もっというと世界と日本の認識のギャップを痛感させられる機会が多く、正しい知識が広まる一助になればとCBD STAND OSAKA内では情報提供をおこなっていこうと考えています。
よろしくお願いします。